1995年3月20日午前8時ごろ、警視庁や中央省庁が集まる営団地下鉄(現東京メトロ)霞ケ関駅を通る日比谷線、千代田線、丸ノ内線の計5車両で猛毒のサリンがまかれた。闘病の末、今月亡くなった女性を含め14人が死亡、6千人以上が重軽症を負った。刑事裁判で、オウム真理教の教祖麻原彰晃(あさはら・しょうこう)を名乗った松本智津夫(まつもと・ちづお)元死刑囚が、警察の強制捜査を阻止しようと阪神大震災に匹敵する大惨事を起こし、都心を大混乱に陥れるために企てたと認定された。関与した松本、中川智正(なかがわ・ともまさ)両元死刑囚ら10人の死刑、5人の無期懲役が確定。2018年7月に死刑が執行された。