2011年3月11日の東日本大震災の地震後、福島第1原発を推定約13メートルの津波が襲い、原子炉6基のうち1~5号機で全交流電源を喪失。原子炉や使用済み核燃料プールを冷却できなくなった。運転中の1~3号機で炉心溶融(メルトダウン)が起き、1、3、4号機の原子炉建屋が水素爆発で損壊。事故の深刻度を示す国際評価尺度は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と並び史上最悪の「レベル7」とされた。東京地検は刑事告訴された東電旧経営陣らを2回にわたって不起訴処分にしたが、勝俣恒久(かつまた・つねひさ)元会長ら3人が検察審査会の議決に基づき業務上過失致死傷罪で強制起訴された。