東奥文化選奨資料集

 ◎第3東奥文化選奨 受賞者と業績 


濱山哲也さん


 

 

川柳展望(天根夢草主宰)の第10回現代川柳大賞(2012年)を受賞し、全国レベルの作家としてデビュー。その後も川柳触光の第5回高田寄生木賞(14年)、第39回全日本川柳2015年千葉大会参議院議長賞を受賞するなど活躍。川柳王国ともいわれる本県において活動が注目を集め、今後もさらなる活躍が期待される。

 

竹澤聡子さん


 

 

リド国際音楽コンクール(2003年、スイス)のフルート部門で第1位を獲得。第40回東京国際芸術協会新人オーディションソロ部門で優秀賞を受賞するなど、大型フルーティストとして国内外で高い評価を得ている。地元でコンサートなどの音楽活動をする傍ら、市内高校生ら後進の指導・育成に尽力、高い指導力を見せる。

 

小笠原祐子さん

チーム「TWIRL i」の一員としてバトントワリングコンテスト全国大会で2001年、07年と2度の優勝。06年にはローマで開催された第27回世界バトントワリング選手権大会のペア・シニア部門に妹と組んで出場し、世界一に輝くなど国内外で活躍。近年は地元チームを主宰し、市内高校バトン部ら後進の指導・育成に努め、高い指導力を見せる。

 

花沢健吾さん

2004年に週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載デビュー。以来注目を集め、3作目にあたる「アイアムアヒーロー」は単行本22巻、計800万部を超える大ヒットを記録、映画化もされるなど大きな反響を呼んだ。13年には同作品で第58回小学館漫画賞を受賞。若者を中心に人気を誇り、日本のコミック界をけん引する気鋭の漫画家のひとり。

 
古川元さん

本県囲碁の名人、王座、最強位の3大タイトルで初の名誉称号を獲得するなど、現在の本県棋士を代表する棋力の持ち主。2017年の第63回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会では準優勝し、1970年以来となる県勢入賞を果たした。各種の囲碁大会に参加する傍ら、教育現場を含む県内各地で後進の指導・育成などに努めている。

 

 

 

 

今別町の荒馬保存会

 


 

 

今別荒馬保存会、大川平荒馬保存会、二股荒馬保存会の3保存会は高齢化率が県内最高レベルにある今別町において、若者らを中心に古くから伝わる芸能・荒馬を伝承し続けている。夏に同町で行われる「荒馬まつり」は2016年の北海道新幹線・奥津軽いまべつ駅開業も機に県内外から参加者を集める。早い団体は昭和30年代の設立から活動、以来長きにわたり、町に伝統の灯をともし続けている。この踊りは農民が神に加護と感謝のため催す神送りなどの行事とされる。荒馬は県無形民俗文化財。

 

 ◎第2回東奥文化選奨 受賞者と業績 

木村巌さん


 

 

110年続く津軽伝統の人形芝居の3代目として活躍。津軽鉄道の津軽中里駅内にある劇場を拠点に、巧みで創造性豊かな人形使いを披露し、高く評価されている。人形芝居は中泊町の無形民俗文化財。

 

北村麻子さん


 

 

 

大型ねぶた制作者としてデビューした12(平成24)年に、新人ながら異例の優秀制作者賞を受賞。女性初のねぶた制作者としての豊かな感性と発想が全国的に注目され、その後も2度にわたって同賞を獲得している。

 

鎌田舜英さん


 

 

 

日展入選、創玄展準大賞のほか、毎日書道展秀作賞を5回受賞するなど全国レベルでの活躍が光る。一方、高校教諭として後進の指導・育成に当たるなど、本県の文化発展に貢献している

 

◎第1回東奥文化選奨 受賞者と業績

 


 行方尚史さん

2014年度のA級順位戦を勝ち抜き、県人では初めて名人への挑戦権
を獲得。
15年度の名人戦第73期7番勝負で羽生善治名人と熱戦を繰り広げた。
13年度の王位戦挑戦者にもなったほか、棋戦優勝2回の実績がある。


 


浦郷綾子さん

奈良教育大学名誉教授・日展理事の池田桂鳳(けいほう)氏に師事し、
日展で02年から計7回入選。
11年の読売書法展では読売新聞社賞に輝いた。
東京学芸大書道科卒。県書道振興会議常任理事、読売書法展理事、
桃蹊(とうけい)書道会主宰。


 


佐藤羽美さん

05年に未来短歌会に入り、歌人の加藤治郎氏に師事。
09年、連作「ここは夏月(なつがつ)夏曜日(なつようび)」30首で
第20回歌壇賞を受賞した。
05年に歌集「100の呼吸で」、13年に歌集「ここは夏月夏曜日」を出版した。弘前大人文学部卒。