青森県は11日、県内で新たに278人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。さらに、感染者1人の死亡も明らかにした。新たなクラスター(感染者集団)が、上十三保健所管内と八戸市で計9件発生した。1日当たりの新規クラスター発生件数としては、2月1日の12件に次いで過去2番目の多さとなった。

 検査で陽性が新たに判明した278人を居住地別にみると、八戸市97人、弘前保健所管内57人、上十三保健所管内33人、青森市31人、五所川原保健所管内28人、三戸地方保健所管内22人、むつ保健所管内9人、東地方保健所管内1人。3割超の87人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」3人も含めた県内感染者数は281人となった。

 県と八戸市によると、死亡したのは八戸市居住の80代以上の高齢者。軽症で市内の医療機関に入院していたが、9日に死亡した。性別や死因などは遺族の意向を未確認のため、非公表。県内の感染者の死亡は累計90人となった。

 入院者数は前日と変わらず105人。県の確保病床431床に対する使用率は24.4%のまま。重症は2人、中等症は前日から4人増の25人となった。