11日の豊洲市場の初競りには、青森県沖で漁獲されたマグロが上場された。最高値の三厩産マグロは、大間漁協所属の「第88豊漁丸」が9日に三厩漁協に水揚げしたもので、同漁協の担当者は「年明けのようなご祝儀相場は期待していなかった。今の時期で1キロ当たり2万円は、割と良い方。他に出荷したマグロも100キロ以上は1キロ当たり1万円を超えるものが多かった。買う方がいいマグロを選んだということだろう」と分析する。同漁協の牧野勇次組合長は「マグロの脂の乗りと、200キロというちょうど良いサイズだったことが高値の要因だろう。漁業者の励みになる結果だ」と喜んだ。

 「大間マグロ」で名高い大間漁協からは5~9日に揚がったクロマグロ5本が出荷された。最高値は三厩産に譲ったものの、200キロが1本390万円(1キロ当たり1万9500円)を付け、1本当たりと1キロ当たりで最高値マグロに次ぐ高値となったという。同漁協の担当者は「豊洲最初の競りで名前が出ればインパクトがあると思うので(最高値を譲ったのは)残念だが、豊洲市場でも築地同様にブランド力を示していけたら」と今後の期待を掛けていた。