青森県は3日、県内で新たに299人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者2人の死亡も明らかにした。1日の新規感染者数が300人を下回るのは、同161人だった3月22日以来。新たなクラスター(感染者集団)1件が上十三保健所管内の保育施設で発生した。

 検査で陽性が新たに判明した299人を居住地別にみると、青森市68人、上十三保健所管内66人、弘前保健所管内62人、五所川原保健所管内と三戸地方保健所管内が各35人、八戸市27人、むつ保健所管内4人、東地方保健所管内2人。6割近い172人の感染経路が分かっていない。検査をせずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は、3日公表分で14人。みなし陽性も含めた県内感染者数は313人となった。

 県は、感染者2人が2日に死亡したと発表。1人は弘前保健所管内の80代以上男性で、中等症で医療機関に入院中だった。もう1人は八戸市の80代以上の高齢者で、自宅などで自宅療養中だったが、性別、死因などについては遺族の意向で非公表とした。県内の感染者の死亡は累計86人となった。

 上十三保健所管内の保育施設クラスターでは2日までに感染が確認された4人と3日に陽性が判明した3人の計7人が感染。全員が10歳未満で、この保育施設は2日から一部休業している。マスク着用や手指消毒などの感染対策を行っていた。今後は約20人の検査を予定している。

 入院者数は前日から1人減の124人。県の確保病床431床に対する使用率は28.8%に下がった。重症は1人、中等症は23人となっている。