青森県は28日、県内で新たに335人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。検査をせずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」1人を含めた感染者数は336人。青森市の医療機関、八戸市の入所型障害者施設と入所型高齢者施設、上十三保健所管内の小学校で、計4件の新規クラスター(感染者集団)が発生した。

 検査で陽性が判明した335人の居住地別内訳は、青森市89人、上十三保健所管内87人、八戸市74人、弘前保健所管内52人、三戸地方保健所管内22人、五所川原保健所管内8人、東地方保健所管内2人、むつ保健所管内1人。120人の感染経路が分かっていない。

 新規クラスター4件のうち、青森市の医療機関では、患者または職員の6人が感染した。内訳は40代男性、50代女性、70代男性2人、80代以上男女2人。他に、関連する3人の感染も確認された。

 八戸市の入所型障害者施設クラスターでは10歳未満~60代の男女14人と関連3人の陽性が判明。同市の入所型高齢者施設では50~80代以上の男女6人の感染が分かった。それぞれの施設ではガイドラインに沿った感染対策を行っていた。

 上十三管内の小学校は10歳未満7人の感染が確認され、クラスターと認定された。関連も含めた感染者は9人。特定のクラスで感染が広がったという。現在は春休み期間に入っている。

 県の担当者は県内の感染状況について「保育や教育施設、学校のクラスターで10歳未満、10代が多く感染している。子どもから家庭内に感染が広がる傾向がある」と話した。

 入院者数は前日から7人増えて128人。県の確保病床431床に対する使用率は29.7%に上がった。