青森県は24日、県内で新たに561人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。半数を超える293人は、感染経路が分かっていない。新規クラスター(感染者集団)は6件発生した。24日時点で、3月の県内累計感染者数は公表日基準で1万1405人、クラスターは累計107件となり、いずれも1カ月当たりの数値としては、2月の累計(感染者数1万1006人、クラスター105件)を上回り、過去最多を更新した。

 24日の居住地別感染者数は、青森市が過去最多の251人(うち経路不明135人)。検査数が少なかった19~21日の3連休が明け、反動で検査結果の判明件数が多くなった事情があるという。次いで八戸市122人、上十三保健所管内84人、弘前保健所管内55人、三戸地方保健所管内20人、五所川原保健所管内13人、東地方保健所管内10人、むつ保健所管内6人。検査せず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は14人。みなし陽性も含めた24日の県内感染者数は575人となった。

 新規クラスターのうち、青森市は2件で、中学校と保育施設で発生した。中学校では10代9人が感染。運動部の部活動で発生したとみられ、17日から活動を休止している。保育施設では、10歳未満7人、関連も含めて13人が感染した。

 上十三管内の新規クラスターは4件で、うち3件は保育施設で発生した。1件目は10歳未満~10代8人と20~60代女性4人の計12人、2件目は10歳未満11人と40代女性1人の計12人、3件目は10歳未満5人と30~40代女性4人の計9人が感染した。残るクラスター1件は職場で、30~60代の男女5人が感染した。

 入院者数は前日から15人減り119人、県の確保病床数431床に対する使用率は27.6%となり、22日以来再び30%を下回った。

 県はこのほか、これまで確認されている感染者のうち35人からオミクロン株を検出したと発表した。全て従来型の「BA.1」ウイルスだった。