あついのかいな?

車の下に潜り込むわさおの図。
これまでなんとなく例年になく涼しいなぁと思っていた青森の夏、しかしこの日、7月1日はにわかに気温があがったりして。

ま、あついかあつくないかというなら、あついさね...

そんなわさおの胸元には、日本ユネスコ協会連盟世界遺産活動大使"犬"(ワンバサダー)の文字がっ!
わさお史上最も長い肩書がっ!

ということで、白神山地系エリアの育樹活動の応援のために、わさお、駆けつけた次第。

おおぅ!?

そうそうするうち、風向きが変わって涼しい山の風がっ!
やはり平素からの行いが良い犬は、なんかこう、持ってるものがちがいますなっ

おや?


その背後になにやら写っておりますな...

それはなにかと尋ねると...

飼い主母さんが、車椅子に乗っている!!

だがしかし、驚かないでいただきたい。
ここからは少し真面目な話。

飼い主母さんが酸素ボンベを常用しているのは、数年前にリウマチに起因する肺炎から呼吸機能が低下したため。
本人にしてみてれば、いかなボンベで補っているとはいえ、歩いて移動すると疲れやすい。

車椅子に頼るということは、一見、だだだ大丈夫!?と心配になるかもしれません。
しかし当人にしてみれば、電動車椅子を導入したことで、不自由だった移動能力をある程度獲得しなおしたという意識のほうが強いようではしゃいでおります。

実際、当初の練習段階ではあまりに嬉しかったのか、まるで、ゴーカートの様に走り回るという...ちょっと話盛りぎみですが、オレからしてみれば、そんな風に見えるくらいに走り回ってる母さんの背中からにじみ出る嬉しさ全開のオーラ。
その快適さに目覚めすぎて、こんな山中なのに電動車椅子という、なんとも母さんらしいポジティブシンキングの結果がこの一枚の写真なのでした。

時の流れは否応なく、肉体に衰えをもたらして行くもの。
でも、山々の木々は世代交代を重ねつつ、その鮮烈で噎せ返るような夏の訪れの匂いを毎年毎年醸し出します。
もしかすると、それは一人の人間の時間軸で見ても同じことなのかもしれません。
気の持ちようで、考え方で前向きになれるのかもしれない。というか、なれるのだな〜と。

今年のワンバサダーでは、ついそんな事柄に思いを馳せてしまったのでした。