青森県は14日、県内で新たに350人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新型コロナの入院患者を受け入れる病床が三戸中央病院(三戸町)で8床追加となり、県全体の確保病床数は425床に増えた。入院者数は前日から15人減り166人、病床使用率は39.1%で、2月10日以来およそ1カ月ぶりに40%を下回った。

 県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は、現在の病床使用率について「入院者数の実数が減ってきている。休み明けのためもう少し状況をみる必要があるが、50%を超えていた一時期よりは下がってきているのでは」との認識を示した。

 14日の新規感染者350人の居住地別内訳は、八戸市90人、上十三保健所管内58人、青森市56人、弘前保健所管内48人(このうち弘前市32人)、三戸地方保健所管内41人、五所川原保健所管内24人、東地方保健所管内17人、むつ保健所管内15人、県外(関東地方居住)1人。新規感染者のうち4割の142人は、感染経路が分かっていない。新たなクラスター(感染者集団)が青森市3件、東地方保健所管内と五所川原保健所管内各1件の計5件発生した。

 13日発表の県内感染者は430人だった。居住地別に弘前保健所管内145人(このうち弘前市68人)、青森市113人、八戸市80人、上十三保健所管内48人、三戸地方保健所管内30人、東地方保健所管内10人、むつ保健所管内3人、五所川原保健所管内1人。発表時点で、半数超の225人が感染経路不明だった。八戸市で2件のクラスターが発生した。

 13日は青森市の80代以上男性1人の死亡も明らかになった。7日に陽性が判明、12日に亡くなったという。死因を含めた詳細は、遺族の意向により非公表としている。県内の感染者の死亡は累計76人となった。

 検査をせずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は、13~14日の2日間ともゼロだった。