県や青森市、八戸市が9日に公表した新型コロナウイルス感染症の新規クラスター(感染者集団)7件のうち、4件は青森市の入所型高齢者施設で発生した。現時点で、4件の施設に関連性は確認されていない。

 青森市の入所型高齢者施設クラスター4件で感染したのは、各施設の利用者または従業員ら。1件目の施設では50~80代以上の男女7人、関連も含めた感染者数は8人。2件目は20~80代以上の男女11人、関連も含めると15人の感染が確認されている。3件目の感染者は50~80代以上女性9人で、うち7人が80代以上。4件目は20~80代以上女性6人の感染が判明した。

 各施設とも、職員のマスクや手袋着用、手指消毒、密状態を避けるための自室での食事など、感染対策を講じていた。施設の特性上、マスクを着用できない利用者もいたという。

 青森市では、入所型障害者施設でもクラスターが発生。利用者または職員の20~60代男女8人が感染した。

 八戸市の新規クラスターは、教育保育施設と小学校で確認された。

 教育保育施設は、10歳未満8人と20~40代女性4人の計12人(うち県外感染確認2人)が、施設利用者または職員と判明した。施設は5日から全面休業中。このクラスターは、別の教育保育施設クラスター(2月28日公表)と関連していることが分かり、二つのクラスターの感染者は関連を含め59人となった。小学校クラスターは児童12人(全員10歳未満)の感染が確認された。複数の学級で感染者が出ており、11日まで学級閉鎖の予定。関連する5人の感染も含め、クラスターによる感染者は計17人確認されている。