青森県は8日、県内で新たに423人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。6割超に当たる260人は感染経路が分かっていない。新規クラスター(感染者集団)は計7件発生した。

 検査で陽性が判明した423人の居住地別内訳は、弘前保健所管内166人(このうち弘前市96人)、八戸市106人、青森市50人、上十三保健所管内47人、三戸地方保健所管内31人、五所川原保健所管内とむつ保健所管内が各9人、東地方保健所管内が5人。検査なしで医師が感染したと判断する「みなし陽性」は、八戸市の1人を含む計11人。みなし陽性を合わせた県内の感染者数合計は434人だった。このほか八戸市は、県外の保健所に発生届け出があった4人の感染を明らかにした。

 新たなクラスターの発生は、青森市と上十三保健所管内が2件ずつ、弘前、五所川原、むつの3保健所管内でそれぞれ各1件。

 青森市のクラスターは、医療機関と入所型障害者施設で発生した。医療機関では職員や患者ら8人、関連も含めると9人の感染が判明。入所型障害者施設では、施設の利用者または職員の20~60代男女計14人が感染した。市によると、この施設では感染した14人中9人が、3回目のワクチンを接種済みだった。

 上十三管内の小学校は、児童・教職員ら10人(10歳未満9人、50代女性1人)が感染。4日から学年閉鎖している。同管内の保育施設では10歳未満3人と30~60代女性2人の計5人の感染が確認された。

 弘前管内の入所型高齢者施設は、70~80代以上男女6人が陽性に。むつ管内の中学校では10代7人が感染したと分かり、4日から学級閉鎖措置を講じている。

 五所川原管内の飲食店では、店舗の利用客または従業員の20~80代以上男女9人、関連も含めると21人の感染が判明した。昼の営業、夜の営業を行っており、酒類を提供している店舗。感染したのは別々の日の利用客という。県は現時点で、他の店舗などに感染が広がる可能性は低いとみている。

 入院者数は前日から4人増え200人。県の確保病床数408床に対する使用率は49.0%に上がった。重症は前日から1人増え5人、中等症は3人増え44人となっている。