かんだちくんは、村に生息する寒立馬(かんだちめ)をモチーフとして1995年に誕生(たんじょう)しましたが、着ぐるみはなくイラストのみで姿(すがた)を見せていました。東奥日報社の女性(じょせい)倶楽部(くらぶ)「女子○(ジョシマル)」が着ぐるみ製作(せいさく)を発案。インターネット上で資金(しきん)を集める東奥日報社のクラウドファンディングサイト「HANASAKA(ハナサカ)」を活用したところ、1カ月半で117万4千円が集まりました。
目標に掲(かか)げていた100万円を超(こ)えたため、着ぐるみのかんだちくんの額(ひたい)には村の地図の模様(もよう)が、頭には尻屋埼(しりやざき)灯台があしらわれることになり、8月23日に東奥日報社から村に寄贈(きぞう)されました。
かんだちくんはお披露目イベントで、下北各地のゆるキャラたちと一緒(いっしょ)に登場し、元気いっぱいに会場を動き回りました。子どもたちは歓声(かんせい)を上げてかんだちくんを追い掛(か)けたり、抱(だ)きついたりして喜んでいました。
東通小1年の大平心愛(ここな)さんは「かんだちくんの顔やいろんなところを触(さわ)ることができた。しっぽがかわいかった」と笑顔(えがお)で話しました。