青森県は2日、県内で新たに481人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。およそ半数の242人は、感染経路が分かっていない。感染者2人の死亡も明らかにした。新規クラスター(感染者集団)は、青森市と八戸市でそれぞれ2件、三戸地方保健所管内で1件、計5件発生した。

 検査で陽性が判明した481人は居住地別に、青森市172人、弘前保健所管内118人(うち弘前市85人)、八戸市115人、上十三保健所管内29人、三戸地方保健所管内27人、五所川原保健所管内11人、むつ保健所管内5人、東地方保健所管内4人。ほかに、検査を行わず医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は6人。みなし陽性も含めた2日の県内感染者数は487人だった。

 死亡した2人のうち、青森市の80代以上女性は2日公表の感染者に含まれる。死因は遺族の意向により非公表。弘前保健所管内の80代以上男性は入院中だったが、1日に新型コロナ感染症のため死亡した。

 新規クラスターのうち、青森市の保育施設は10歳未満の8人と30~40代女性3人の計11人が感染。施設は5日まで休園する。同市の入所型高齢者施設では、50~80代以上男女14人の感染が判明し、このうち80代以上が10人を占めた。

 青森市によると、2施設とも基本的な感染対策は講じていたものの、マスク着用ができない利用者もいた。

 八戸市の通所型高齢者施設クラスターでは、2日の感染公表分を含む30~80代以上の男女7人が、利用者または職員と確認された。この施設は職員と利用登録者が計約100人で、これまでに約30人の検査が終了。同市の小学校では1、2日公表の10歳未満~10代の計7人が同じ学級の児童。この学校ではクラスターとは別に複数の学級や学年で陽性者が確認され、陽性者が出ている学級を4日まで学級閉鎖とした。

 三戸地方保健所管内の小学校クラスターは、2日までに10歳未満の6人が感染した。同じ学級内で感染が確認されている。2月26日から、一部のクラスで学級閉鎖をしている。

 2日現在の入院者数は、前日から2人減の203人。県の確保病床数408床に対する使用率は49.8%となった。宿泊療養者数は前日から3人増え107人、自宅療養者数は23人増え2109人。入院などの療養先を調整中の感染者が969人。