小児用新型コロナワクチンの接種を受ける児童=28日午後、むつ市のむつ総合病院

 青森県むつ市は28日、むつ総合病院で5~11歳を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種を始めた。同病院に通院する基礎疾患がある子どもを優先し、初日は10人が接種を受けた。

 同日、児童らは保護者と一緒に医師の問診を受けた後、緊張した表情で処置室に入り接種を受けた。看護師らが緊張を和らげるように声を掛け、接種はスムーズに進んだ。

 接種を終えた大平小学校3年の山口翔太郎君(9)は「痛くなかった。コロナになりたくないと思っていたから、注射が終わって良かった」と話した。付き添った母親の大子(たえこ)さん(43)は「どう予防しても感染するときはする。重症化が心配だったので、県内でいち早く打てて安心している」と語った。

 市内の5~11歳は約2800人。市は保護者に対し、接種希望の有無をアンケートで確認している。希望者数を把握し次第、人数に応じた接種体制を整える。接種券の一斉発送は行わない。