青森県は26日、県内で新たに475人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2月の累計感染者数は同日で1万人を超え、1万240人となった。青森市と八戸市では計3件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 入院者数は前日から13人増え209人。今月13日と並び過去最多タイで、病床使用率は50.5%に上昇した。

 新規感染者の居住地別の内訳は青森市171人、弘前保健所管内147人(このうち弘前市101人)、八戸市88人、上十三保健所管内28人、三戸地方保健所管内20人、むつ保健所管内13人、五所川原保健所管内8人。県全体で251人の感染経路が現時点で分かっていない。検査を行わずに医師が症状などから感染したと判断する「みなし陽性」は26日公表分で1人。

 新規クラスターは、青森市の保育施設と入所型高齢者施設、八戸市の障害者施設で発生した。

 青森市の保育施設クラスターは、利用者または従業員11人(10歳未満8人、20~30代女性3人)と、家族など関連する11人の計22人の感染が26日までに判明した。この保育施設は3月5日まで一部休業の措置を取る。

 入所型高齢者施設クラスターはこれまで利用者または従業員の60代以上男女8人の感染が確認された。同市の二つのクラスターは、手指消毒、換気など基本的な感染対策を取っていたものの、施設の特性上、マスクが着用できない利用者もいたという。

 八戸市の障害者施設では利用者または職員の20~50代男女15人が感染、関連を含め17人のクラスターとなった。市によると、同施設は入所者と通所者がおり、規模は利用者と職員合わせ約70人。現在、通所サービスは休止している。今後の検査予定者は調査中。