青森市の小野寺晃彦市長は24日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため7日から分散登校としている市内小中学校について、28日から通常の授業を再開すると発表した。部活動や対外試合は3月6日まで引き続き原則禁止とする。1月20日から原則休館・中止としている市有施設や市主催のイベントについては、3月1日から順次再開する。

 市内新規陽性者数の1週間の平均値が減少傾向にあることなどが要因。小野寺市長は「トレンドとしてピークアウトしていることは確か」と述べた。

 対策を緩める根拠として市側は(1)新規陽性者数1週間の平均値が今月4~10日は約136人だったのが、18~24日は約126人と減少傾向にある(2)新規陽性者のうち10代以下の割合が減少している(3)65歳以上の3回目のワクチン接種が進んでいる-ことを挙げた。

 県や県内市町村の多くが施設休館やイベントの中止を3月6日までとしている中、一足早く規制を緩める判断とした理由について、小野寺市長は「青森市はまん延防止等重点措置の適用地域ではなく、出口戦略を自分で考えなくてはいけない。分散登校や施設の休館は、一定の犠牲や市民の我慢の上に成り立っている。感染は拡大基調にはなく、徐々に普通の対応に戻していく」と説明した。