青森県は19日、県内で新たに488人の新型コロナウイルス感染を発表した。このうち感染経路不明は211人。新たに青森市とむつ保健所管内でクラスター(感染者集団)が1件ずつ発生した。このほか、医師が検査を行わずに症状などから感染したと判断する「みなし陽性」の患者は同日公表分で20人だった。みなし陽性を含む県内の同日の感染者数は508人となった。

 新規の陽性判明者488人の居住地別の内訳は、青森市153人、弘前保健所管内152人(このうち弘前市97人)、八戸市110人、上十三保健所管内41人、むつ保健所管内25人、五所川原保健所管内3人、三戸地方保健所管内と東地方保健所管内が各2人。

 青森市のクラスターは、児童福祉施設(通所型障害者施設)で発生。利用者または従業員等で6人、関連を含めて8人の陽性が判明した。市によると、施設の特性上、利用者のマスク着用は難しい場合もあったという。

 むつ市によると、むつ管内のクラスターは、市内の保育園。園児や職員計7人が陽性と判明した。18~27日、休園措置を取る。この園は、14日に公表した市内の別の保育園クラスターと関連しており、県によると、両クラスターの感染者は関連を含めて37人。

 八戸市では新規陽性の判明者が過去2番目に多かった。市や県によると、15日公表の教育保育施設などの既発クラスター9件で、関連を含む計61人の陽性が新たに分かり、全体の数を押し上げた。

 県内の入院患者数は前日比5人減の167人、病床使用率は同1.2ポイント減の40.3%。人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で218.50人で、前日から10.18ポイント増えた。

 一方、青森市は、18日に初めて公表した市内のみなし陽性患者の累計数38人のうち、治療のため、後日検査をした2人の陰性が確認されたことを明らかにした。県内のみなし陽性患者の累計数は19日時点で211人となった。