青森県は15日、県内で新たに357人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。半数を超える201人は、感染経路が分かっていない。青森市と八戸市では、それぞれ新たなクラスター(感染者集団)が1件ずつ発生。県は感染者2人の死亡も明らかにした。県内の感染者の死亡は、累計50人となった。

 新規感染発表の居住地別内訳は、青森市114人、弘前保健所管内97人(うち弘前市62人)、上十三保健所管内53人、八戸市35人、五所川原保健所管内27人、東地方保健所管内12人、三戸地方保健所管内11人、むつ保健所管内8人。2月の県内感染者数は15日現在、公表日ベースで累計5730人となり、2021年の1年間に確認された感染者数5420人を上回った。このほか八戸市は、県外保健所に届け出があった1人の感染を発表した。

 死亡が発表されたのは、弘前保健所管内の80代以上女性と、五所川原保健所管内の80代以上女性。2人とも入院中で、死因は新型コロナ感染症だった。

 新規クラスター2件のうち、青森市の入所型高齢者施設では、15日発表の70代女性1人と、14日までに判明している40~80代以上の男女4人を合わせ、施設の利用者または職員5人の感染を確認。八戸市の教育保育施設では、15日感染発表の10歳未満4人と30代女性1人、14日発表の10歳未満1人の計6人が、同じ施設の利用者または職員。関連も含めた感染者数は7人となっている。

 入院者数は前日から28人減り178人、県全体の確保病床数414床に対する使用率は43.0%に下がった。入院患者のうち重症は3人で前日と同数、中等症は34人で前日から23人減った。宿泊療養者数は19人増え171人、自宅療養者数は569人減り1944人だった。