「黒いダイヤ」とも呼ばれるクロマグロの中でも、言わずと知れたナンバーワン高級ブランド・大間マグロ。その、大間のマグロが生きているとこ、見たくないですか? マグロ一本釣り漁の聖地・大間で行われている「大間マグロ一本釣り漁ウオッチングツアー」に参加すれば、それが可能なんです(もちろん、自然相手なので船が出せなかったり、釣れないときもありますが)。ということで、先日、ツアー船に乗船し、テレビでしか見ることのない、漁師と巨大マグロが格闘するシーンをしっかりと見てまいりました!!!

大人の背丈ぐらいのマグロゲット!

■1本で1億5540万円とかw■
 大間マグロといえば、「日本の台所」として知られる東京・築地市場の初競りで毎年高値を付け、2013年には222㌔1本で1億5540万円って桁違いの額で競り落とされたことでも大きな話題になりました。ツアーは同町の「Yプロジェクト」が主催するインバウンド(訪日外国人旅行)向けのツアーですが、もちろん、日本人もウエルカムです。

                                                           ■YOUTUBERも同乗■

大間マグロのあかし。おいくら万円するのでしょうかw

 乗せていただいた船は、ベテランマグロ漁師・泉徳隆さんの「第58海洋丸」で、撮影のため、この日はお客さん無しで出航。Yプロジェクトの島康子社長と、チャンネル登録100万超えのユーチューブチャンネル「Abroad In Japan(アブロード イン ジャパン)」で外国人向けに動画配信を行っているユーチューバーのクリス・ブロードさん、インバウンド向けプロモーションなどを行っているライフブリッジ社の櫻井亮太郎代表取締役も同乗しました。

■沖合5㌔の漁場へGO!■

 一行は、大間漁港で泉さんからマグロ漁と、船上の安全確保についてレクチャーを受けてから、ラ

youtuberも同乗してリポート

イフジャケットを着て乗船。沖合5㌔の漁場に30分ほどかけて向かいました。この日はあいにくの雨模様でしたが、海は波、うねりも少なく、絶好のウオッチング日和。数十隻のマグロ漁船が既にマグロを追っています。

■漁獲規制が影響■

重機で釣り上げて漁港に水揚げ

 盛漁期には100隻近いマグロ漁船が集まるそうなので、やや少ない印象ですが、実は、今年7月から、太平洋クロマグロの大型魚(30キロ以上の親魚)の漁獲規制が始まった影響もあるのだとか。資源保護を目的に行われている漁獲規制ですが、その原因を聞くと、沿岸漁業者は「巻き網漁の乱獲が原因」と言います。大間のマグロは「一本釣り」なのに、国から割り当てられた漁獲量は、ここ5年間の平均年間漁獲量を下回る166・8トンと少なく、この影響もあって、イマイチ活気が出ていないそうなんです。

■一本釣りデビューで100㌔■

 と、いろいろお話を聞いている間に、ベテラン漁師の泉さん、近くにいる船の動きを見て、マグロがかかったことを察知して、邪魔にならないよう気をつけながらも巧みに船を近づけてくれました。一堂、時間をかけて揚げる漁の様子を固唾を飲んで見守ります。上がったのは人の背丈ほどもある大物で、泉さんは、船の動きを見て「100㌔ぐらいかな」。大間漁協に水揚げして測ると、実際100㌔超でした。揚げた漁師さんはこの日、一本釣りデビューだったそうで、こちらの船から「おめでとー」と拍手を送ると満面の笑みで返してくれました。さらにそれから間もなく、もう一隻にも当たりがあり、同クラスのマグロが揚がる一部始終を見ることができました。

■下北には外国人の大好物ネタたくさん■

 櫻井さんは「下北はインバウンドの点ではまだまだですが、外国人が大好きなネタがたくさん」、クリスさんは、漁船に乗って、本州と北海道を同時に見ることができることにまず感激した様子で「良い経験。すごく楽しい。で、おなかが空きました」とテニスの大坂なおみ選手並みにお茶目なコメントをくれました。

■行ける確率70%、釣れる瞬間に立ち会える確率25%■

 ちなみに、マグロの漁場に行ける確率70%、マグロが釣れた瞬間に立ち会える確率25%というこのツアー、船を出すのに12万円と決して安くはありませんが、一人でも10人でも同額とのこと。生きた大間マグロが見られる唯一無二のチャンスなので、行かない手はありません!ツアーの詳細はYプロジェクトのホームページ(http://yproject.co.jp/tour/maguroryowatching/)でご確認を。(C)