■ 青森市の積雪・降雪量日本一 (2012年4月10日掲載)

 

 「日本一」。本来は、うれしい言葉ですよね。でも、今回はちょっと困(こま)ることもある日本一です。降(ふ)る雪の量(降雪(こうせつ)量)と積もった雪の深さ(積雪)を調べたら、青森市が日本で一番多いことが分かりました。

 気象(きしょう)庁の観測(かんそく)によると、1981年から2010年までの降雪量の平均(へいきん)は全国47都道府県(県庁所在地(けんちょうしょざいち))の中で、青森市が669センチで一番でした。一番高く積もった最深積雪(平均)も青森市が111センチとトップでした。

 ともに2位は札幌(さっぽろ)市(降雪量597センチ、積雪100センチ)で、3位は降雪量が山形(やまがた)市、積雪が富山(とやま)市でした。

 では今冬はどうだったでしょう。昨年11月1日から今年3月31日までの降雪量は、やはり青森市が729センチでダントツ。山形市が410センチで2位、富山市が404センチで3位。お隣(となり)秋田(あきた)市は310センチで、青森市の半分しか降りませんでした。

 どうして青森市はこんなに雪が降るのでしょう。もっと北の位置にある札幌市が、青森市より雪が少ないのはなぜでしょうか?

 青森地方気象台の調査官久塚栄一(ちょうさかんひさつかえいいち)さんに聞いてみました。「大陸から吹く、西から西北西の風と、日本海北部から吹く北西の風が地形の影響などにより、ちょうど五所川原(ごしょがわら)市から青森市付近でぶつかって、雪雲が発達するためです」と教えてくれました。

 では、世界の都市で比(くら)べた場合、青森市はどうでしょうか?

 人口30万人クラスで多雪地帯にある都市は、シアトル(米国)、バンクーバー(カナダ)、オスロ(ノルウェー)、バファロー(米国)、サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)などがあります。しかし、同気象台によると、いずれの都市も青森市ほど雪が降りません。久塚さんは「完全なデータがあるわけではないので、百パーセントと言えませんが、青森市は人口30万都市の中では世界一の豪雪(ごうせつ)都市と言えるでしょうね」と話しています。

 「青森市が世界で一番雪が降るんだってよ」。お父さん、お母さんに教えてあげたら、びっくりするかもね。


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