青森県は8日、県内で新たに391人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院中だった感染者4人の死亡も公表し、死亡者の累計は46人となった。3件のクラスター(感染者集団)も新たに発生した。

 県によると、弘前保健所管内の80代以上男性が6日に、上十三保健所管内の80代以上男性、青森市の70代男性と80代以上女性が7日に死亡した。弘前管内の男性は新型コロナにより亡くなったが他の疾患も影響しているという。上十三管内の男性は新型コロナとは別の死因だった。青森市の2人については遺族の意向により公表していない。

 人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で220.68人と5日連続で200人を超えた。新規感染者の居住地別の内訳は、青森市101人、八戸市60人、弘前管内103人、五所川原保健所管内23人、むつ保健所管内20人、上十三管内75人、三戸地方保健所管内6人、東地方保健所管内3人。まん延防止等重点措置が適用されている弘前市は68人だった。

 感染経路が現時点で明らかになっていないのは216人。弘前管内は103人全員の感染経路を確認中。

 新規クラスターは青森市の通所型高齢者施設、上十三管内の職場、むつ管内の小学校で発生した。

 青森市によると、通所型高齢者施設クラスターは、これまで感染が判明していた5人に加え、新たに5人の感染を確認、関連を含め計12人となった。検査数は58人。施設ではマスクの着用や換気などの感染防止対策を取っていたという。

 むつ市は、同市の小学校でクラスターが発生したと明らかにした。児童または教職員と、関連する人を含め同クラスターは計10人。市は同じ学級やスポーツ少年団の活動で感染が広がったとみている。この学校は7日から10日まで休校し、健康観察中の人を除いて14日から授業を再開する。

 上十三管内の職場クラスターは、8日までに20~40代男性6人の感染が分かった。約10人の検査を終え、今後検査予定の人はいないという。

 公表済みのクラスターでは、7日の上十三管内の保育施設クラスターで新たに18人の感染が判明し、関連を含めて26人に拡大した。

 県全体の入院者数は前日より8人多い148人で病床使用率は35.7%。中等症の患者は前日比4人増の35人となった。