青森県は7日、県内で新たに260人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち感染経路不明は121人。9件のクラスター(感染者集団)も新たに発生した。1日当たりの新規クラスター発生件数としては今月1日の12件に次いで多い数字となった。

 新規感染者を居住地別にみると、青森市が102人で最も多く、弘前保健所管内70人、上十三保健所管内31人、五所川原保健所管内26人、八戸市25人、三戸地方保健所管内3人、むつ保健所管内2人、東地方保健所管内1人と続いた。

 新規クラスター9件の内訳は青森市6件、八戸市2件、上十三保健所管内1件だった。

 青森市の6件は1日公表分と並んで最多。医療機関1件、私立高校の運動部2件、保育施設2件、職場1件で発生した。

 青森市の医療機関では、入院患者または職員計10人の陽性が判明した。特定の病棟で感染が広がったとみられる。私立高校の運動部クラスター2件は同一の学校で発生。このうち1件は生徒15人、教員1人が陽性となり、部活動や寮生活などの中で感染が広がったもよう。もう1件は別の部活動を通して生徒7人が感染した。

 保育施設クラスター2件のうち1件は利用者または従業員等の計10人の陽性が判明。もう1件は同6人の陽性を確認した。職場クラスターでは関連を含めて9人が感染した。県警本部は7日、機動隊でクラスターが発生したと発表した。

 八戸市の新規クラスター2件はいずれも私立高校で両校の関連はない。このうち1校では生徒14人、関連を含めて計18人の陽性が判明。別の1校は生徒6人、関連を含めて計7人の陽性が確認された。両校とも複数の運動部と複数の学級に感染が広がっており、学校生活を通じて感染が拡大したとみられる。両校とも7日から休校している。

 上十三管内のクラスター1件は保育施設。利用者または従業員等で5人、関連を含めて計6人の陽性が分かった。

 県全体の入院者数は前日比10人増の140人、病床使用率は33.8%。重症患者は前日から1人増えて計2人となった。

 県は7日の危機対策本部会議で、幼児・園児や家庭内での感染拡大が続いていることを踏まえ、マスクを着けることができる年齢の園児には可能な限り着用させるなど、具体例を挙げて保育所などに対策強化を呼び掛けた。