青森市が県に要請した「まん延防止等重点措置」の適用が見送られたことを受け、小野寺晃彦市長は4日、市内で感染が目立つ若年層への対策を新たに実施すると発表した。市内の全62小中学校を対象に学年ごとの出校日を設ける「分散登校」を7日から順次開始し、子どもたちの接触機会を減らす。受験時期を迎える中学3年生は対象外。現時点で20日まで行う予定。

 保育施設への対策として、保育士の応援派遣や感染対策に必要な備品の経費を支援する。市民や企業などに向けては(1)都道府県をまたぐ不要不急の移動を極力控える(2)飲食店で会食する際は、同一グループ4人以内で同じテーブルを使う(3)在宅勤務を促進する-などを求めた。

 小野寺市長は「(青森市の感染状況は)重点措置が適用されている弘前市と同等以上にある。この状況を乗り越えるべく、協力をお願いする」と述べた。

 青森市の新規感染者は1日から4日連続で100人を超えるなど感染拡大が止まらない状況。クラスター(感染者集団)の発生も1月下旬以降は保育施設や小学校、高校で相次ぎ、同居人ら大人への感染も目立っているという。市内の小中学校では現在、コロナの影響で1校が休校、7校15学級が学級閉鎖となっている。