「縄文」世界遺産登録を巡る東奥日報の報道などについて意見を述べる(左から)香取、森、平間の各委員

 第31回東奥日報報道審議会が4日、青森市の東奥日報社7階ホールで、香取薫(かおる)・青森公立大学長、森樹男(たつお)・弘前大学教授、平間恵美(えみ)・NPO法人はちのへ未来ネット代表理事の3委員が出席して開かれた。昨年10月投開票の衆院選を巡る一連の報道について、3委員は「連載『コロナ下に問う』は読み応えがあった」「平等に公正に報道していた」などとおおむね評価していた。

 釆田正之社長のあいさつに続いて、衆院選報道のほか、「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録を巡る一連の報道、県立高校再編を巡る一連の報道について、中村一彦編集局総務らと意見交換した。

 衆院選報道について、森委員は「今まで以上に候補者の考えを伝えようという姿勢が感じられた。候補者がどの分野に関心があるか『頭の中』を図で示すなど工夫していた」と述べた。

 世界遺産登録を巡る報道について、香取委員は「登録がゴールではなくスタートだという視点で、遺跡が観光や教育にどう活用されていくかなど今後取材してほしい」と要望した。

 高校再編について、平間委員は「閉校する各校の連載は、それぞれの高校の歩みや特色が分かり良かった。高校再編に関し、県外の先進事例をもう少し取り上げてほしかった」と指摘した。

 会議はアクリル板を設置し、座席の間隔を空けるなど感染対策を講じて開催した。