青森県は30日、県内で新たに306人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染発表が300人を超えるのは5日連続。八戸市では、小学校と中学校でそれぞれ新規クラスター(感染者集団)が発生した。

 居住地別内訳は、弘前保健所管内101人、八戸市72人、上十三保健所管内54人、青森市36人、三戸地方保健所管内22人、五所川原保健所管内17人、むつと東地方の2保健所管内で各2人。県全体の感染発表者数306人のうち、半数近くの151人は感染経路が分かっていない。

 県と八戸市が公表した新たなクラスター2件は、小学校で30日発表の10歳未満~10代7人を含む児童や教職員ら11人、中学校で30日発表の10代5人を含む生徒や教職員ら11人。2校とも、31日から2月4日まで休校措置を講じる。

 このクラスター2件は、同市の別の小学校で発生したクラスター(25日公表)や、同市の児童福祉施設クラスター(27日公表)と関連がある。先に公表されたクラスターから、家庭内を中心に感染が広がり、30日発表の新たなクラスター2件に波及した可能性がある。一連のクラスター4件で、関連も含め79人の感染が確認されている。

 このほか、既に公表済みのクラスターのうち、上十三保健所管内の教育施設(27日公表)クラスターでは、新たに26人の感染が判明。利用者や職員らの感染は61人で、関連を含めると75人に増えた。三戸地方保健所管内の保育施設クラスター(25日公表)に関連した新規感染は13人で、同クラスターによる感染者は関連も含めると60人となった。

 入院者数は前日から5人減り113人で、県の確保病床数414床に対する使用率は27.3%に下がった。宿泊療養者数は前日から27人減り133人、自宅療養者数は94人減り798人に。人口10万人当たりの1週間新規感染者数は、東奥日報試算で162.12人となり、前日から13.01ポイント上昇した。