青森県は27日、県内で新たに383人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。26日の362人を上回り、2日連続で1日の感染発表の最多を更新した。入院者数は前日から16人増え104人、確保病床414床に対する使用率は25.1%に上昇した。酸素投与が必要な中等症患者は4人増の10人となった。

 新たなクラスター(感染者集団)が、上十三保健所管内で3件、八戸市で2件、計5件発生した。1月に県内で発生したクラスターは累計で31件となった。

 居住地別では、最多の弘前保健所管内が189人で、前日に続いて100人を超えた。ほかに青森市67人、上十三保健所管内63人、八戸市26人、三戸地方保健所管内20人、五所川原保健所管内14人、むつ保健所管内1人。県外居住者3人の感染も判明した。

 感染発表383人のおよそ6割に当たる225人は、感染経路が分かっていない。

 重症者はゼロ。宿泊療養者数は前日から15人減り138人、自宅療養者数は239人減り769人。入院など療養先を調整中の感染者が973人いる。人口10万人当たりの1週間新規感染者数は、東奥日報試算で前日から12.60ポイント上昇し、131.10人となった。

 県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は「中等症患者は、軽い方の中等症と聞いている」と説明。必要な人は入院できているとしつつ「感染者数の増加、世代の広がりなどから入院者数が増えてきている。感染拡大が続くと、全県の医療提供体制逼迫(ひっぱく)が懸念される状況」として、あらためて感染防止対策の徹底を呼び掛けた。

 このほか県は、25日の危機対策本部会議の資料で、弘前市の人口10万人当たり1週間新規感染者数(23日時点)として示した226.6人が、1週間ではなく6日間の感染者数合計を基に算出した数値だったと訂正。23日時点の弘前市の人口10万人当たり1週間新規感染者数は332.1人だったと発表した。