青森県内で新たに発生した2件のクラスター(感染者集団)について、県と青森市は26日、発生場所を同市内のスナックと大学等と明らかにした。同市の青森大学は同日、運動部の学生5人が感染し、市保健所からクラスターと認定されたとホームページで発表した。

 青森市によるとスナックのクラスターは、これまでに感染が判明していた40代男性3人、26日に感染判明の20代男性と40代女性の従業員・利用客計5人。関連する1人の感染が分かっており、28人が検査中。

 店は感染対策を取っていたが、利用客らがカラオケで歌う際にマスクを外すことがあったという。店は18日から休業している。

 市によると、大学クラスターは既に感染判明の10~20代男性3人と、26日発表の10代1人と20代男性1人を認定。この5人は同じ運動部に所属し、寮で共同生活をしていた。関連を含め11人の陽性が確認されている。寮は食堂が共有スペースだったが、感染対策のため食事は弁当で提供していた。運動部は現在活動を停止している。

 26日に市役所で記者会見した小野寺晃彦市長は、まん延防止等重点措置を県に申請することは「現時点で考えていない」とした上で、「昨年市内の飲食店でクラスターが連鎖した経緯がある。飲食店の利用は十分注意を払ってほしい」と呼び掛けた。

 一方、公表済みの主な他地域のクラスターでは、三戸地方管内の保育施設(25日発表)で10歳未満6人と20~60代女性6人の計12人の感染が新たに分かり、関連を含めたクラスターの感染者は23人に拡大した。

 五所川原管内の保育施設、小学校、職場の複合クラスターは、小学校と職場でそれぞれ新たな陽性者が確認され、関連含む感染者は46人となった。