青森県は25日、新型コロナウイルス感染症患者の療養対応について、軽症や無症状者は原則自宅療養とする方針に変更したと明らかにした。高齢者や基礎疾患のある人など、患者の状況を踏まえ、入院や宿泊療養などを判断する。体外式膜型人工肺ECMO(エクモ)などによる治療が必要な重症者、酸素投与が必要な中等症患者は、引き続き全員を入院対象とする。24日から適用している。

 県はオミクロン株の感染状況を受け、12日から軽症・無症状者は本人の希望を踏まえて療養先を決める対応を取ってきた。県の感染レベル分類が24日からレベル3(対策を強化すべきレベル)に引き上げられたことに合わせて、方針を変更した。

 県健康福祉部の永田翔次長は「重症化リスクの高さなど、徐々に分かってきたオミクロン株の特性や科学的根拠を踏まえ、今後必要な人がしっかりと入院できる余地を残すため対応を変更した」と説明。現状で「必要な人への入院、宿泊療養は速やかにできている」と話した。

 県は25日夜の危機対策本部会議で、自宅療養者への医療提供体制強化を図るため、血中酸素飽和度を測るパルスオキシメーターを追加確保し、今週中に確保数が計2600個になる予定だと明らかにした。健康観察は、応援職員を増員して対応する。