青森県は22日、県内で新たに277人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染発表としては、19日の284人に次いで過去2番目に多い。県内の新規感染発表は、18日以降5日連続で3桁台となった。人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で104.77人。前日から10.91ポイント上昇し、初めて100人台に達した。

 居住地別では、弘前保健所管内が176人で過去最多を更新した。青森市37人、上十三保健所管内23人、五所川原保健所管内21人、八戸市13人、三戸地方保健所管内4人、東地方保健所管内2人、むつ保健所管内1人。県内8保健所全てで感染者が確認された。感染発表277人中188人の感染経路が分かっていない。

 西北地域の県立高校と、六ケ所村の日本原燃で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。公表済みのクラスターのうち、上十三保健所管内の保育施設(12日公表)では関連を含む感染者が6人増え88人に。青森市の児童福祉施設(19日公表)でも関連する感染者が6人判明し、クラスターによる感染者は51人になった。

 入院者数は前日から4人増え93人、県の確保病床数414床に対する使用率は22.5%に上がった。宿泊療養者数は前日から76人減り240人、自宅療養者数は31人増え261人に。入院などの療養先を調整中の感染者が963人いる。

 県健康福祉部の永田翔次長は、弘前保健所管内で感染の急拡大が続いている影響で「少し疫学調査が追い付いていない部分がある」と説明。一方で「保健所から感染者本人への連絡は速やかに行われ、即日ではなくても感染の系統を順次把握している。入院や宿泊療養が必要な人はしっかり入れる体制が組めている。感染者数が多いことは非常に心配だが、保健所業務は回っている」と話した。