■ 今別町/奥津軽の玄関へ広がる期待 (2012年3月27日掲載)

北海道新幹線の奥津軽駅(仮称)周辺のイメージ図。手前の建物が屋内駐車場。奥の半透明の部分が駅舎とホーム。
 

 津軽(つがる)半島の北端(ほくたん)にあり津軽海峡(かいきょう)に面した今(いま)別(べつ)町は、美しい海岸線を持つ自然豊(ゆたか)かなところです。ここの人たちが心待ちにしているのが、2015年度の新(しん)幹線(かんせん)開業です。

 県内への新幹線は02年度に八戸駅、10年度には新青森駅までやってきました。これらは東北新幹線でしたが、今別町に来るのは本州と北海道(ほっかいどう)をつなぐ「北海道新幹線」です。15年度の開業時は、新青森駅から北海道の新函(しんはこ)館(だて)駅(仮(か)称(しょう))までつながります。それで今別町には「奥津軽(おくつがる)駅(仮称)」ができるのです。

 北海道新幹線が開業すると、青森市から函館市までは約1時間、今別町からだと47分で着きます。東京にも今別町から約3時間40分で行けるようになります。周辺の五所川原(ごしょがわら)市や北郡、西郡方面からも新幹線を利用する人が町にやってきたり、首都圏(しゅとけん)から多くの観光客が来てにぎわうことが期待されます。「津軽」という地名は、旅心を誘(さそ)いますからね。

 「奥津軽駅(仮称)」はこれからデザインが決まり、13〜14年度に工事が行われます。屋内駐車場(ちゅうしゃじょう)や駅前広場も整備(せいび)されます。駅が完成すると、JR津軽二(つがるふた)股(また)駅、道の駅「アスクル」と隣(とな)り合わせる全国でも珍(めずら)しい駅になります。町では新幹線開業に合わせて新たなおみやげ品などを開発する方針(ほうしん)です。

 北海道新幹線は将(しょう)来(らい)、札幌(さっぽろ)までつながります。小鹿正義(こしかまさよし)今別町長は「今の小中学生が大人になるころ、新幹線は札幌まで延(の)び、町に大きなチャンスが生まれます。大きな夢(ゆめ)を持ってほしい」と話しています。


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