青森県は17日、県内で新たに86人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。上十三保健所管内の職場でクラスター(感染者集団)が発生した。これまで感染が判明した人のうち、デルタ株陰性となったのは新たに54人。オミクロン株かどうかを調べている全ゲノム解析中の感染者は、17日現在で合わせて145人となった。

 感染発表86人のうち、居住地別では弘前保健所管内が70人で8割を占める。青森市と五所川原保健所管内が各5人、上十三保健所管内3人、三戸地方保健所管内2人、八戸市1人。86人中、47人の感染経路が分かっていない。

 上十三保健所管内の職場クラスターは、17日発表の1人(同管内40代女性)を含む5人が、同じ職場の利用者または従業員。関連も含めると20人の感染が判明している。

 県によると不特定多数が利用する場所ではなく、関係者は特定できているという。

 公表済みクラスターのうち、上十三保健所管内の保育施設クラスター(12日公表)は、新たに2人の感染が判明し、関連も含めた感染者が56人となった。弘前保健所管内で発生した2回の会食が関係するクラスター(12日公表)と、同管内の理美容業クラスター(13日公表)それぞれで、関連する感染者が1人ずつ分かった。

 入院者数は前日から1人減り74人。県の確保病床数414床に対する使用率は17.9%に下がった。宿泊療養者数は34人増え220人、自宅療養者数は37人増え68人に。療養先を調整中の感染者が317人いる。県内の現在の感染者数は679人となった。

 直近1週間の新規感染者数合計は、17日現在で640人。人口10万人当たりに換算すると、東奥日報試算で51.70人となっている。