青森県は16日、県内で新たに129人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染確認が100人を超えるのは2日連続。連日の100人超えは昨年8月25~27日、同9月1~2日公表分以来で3回目。新たなクラスター(感染者集団)の発生はなかったものの、3保健所管内の4クラスターが拡大した。

 新規感染者を居住地別で見ると、弘前保健所管内81人、上十三保健所管内26人、三戸地方保健所管内7人、青森市と五所川原保健所管内が各4人、八戸市3人、むつ保健所管内と県外各2人だった。

 このうち71人が感染経路不明。居住地別では、弘前管内58人、三戸管内5人、上十三管内4人、五所川原管内2人、青森市と八戸市各1人。新変異株「オミクロン株」の感染疑いは確認されず、全ゲノム解析に回っている感染者は91人のままで変わらない。

 公表済みのクラスターでは、上十三管内の保育施設(12日公表)で関連を含め新たに17人の陽性が確認され、感染者の累計は55人に拡大。弘前管内の会食(同日公表)では、関連を含め3人の感染が分かり、累計17人に上った。同管内の職場(13日公表)はクラスター本体と関連の計2人が陽性となり合計7人。五所川原管内の県立高校(14日公表)もクラスター本体と関連の計2人が陽性と判明し累計15人となった。

 県内の現在の感染レベルは5段階評価の上から3番目「レベル2(警戒を強化すべきレベル)」だが、今後も連日100人以上の感染が続くと、上から2番目の「ステージ3(対策を強化すべきレベル)」に引き上がる可能性がある。県保健衛生課の磯嶋隆課長は「毎日の感染状況を見ながら、ステージ3を見据えて対策を検討している」と述べた。

 人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で45.56人となり、前日から9.05ポイント上昇した。入院者数は前日比3人増の75人。県が確保する414床に対する使用率は18.1%となった。また、県は15日公表分で弘前管内の感染者に重複があったとし、15日の同管内の感染者数は80人、県全体で142人だったと訂正した。