3回目のワクチン接種を受ける村民=15日午前9時ごろ、風間浦村総合福祉センター

 青森県風間浦村は15日、65歳以上の一般高齢者を対象にした新型コロナワクチンの3回目接種を始めた。村によると、県内自治体で初めて。2月3日までに希望する高齢者全員の接種を完了する見通し。

 村は効率化を図ろうと、対象者に事前に接種日時を通知。15日は165人が会場の村総合福祉センター「げんきかん」を訪れ、風間浦診療所長の大柳博樹医師から接種を受けた。

 能渡俊悦さん(81)は「ワクチンの3回目接種は予防効果が高いと聞いており一安心」とホッとした様子。高橋宗隆さん(84)は「下北でも感染者が出てきており、油断しないで基本的な対策を続ける」と話した。

 冨岡宏村長は「全国的にオミクロン株の感染拡大が続いており、医療が脆弱(ぜいじゃく)な地域にとってはワクチンが頼り。3回目接種を速やかに進めて感染予防につなげたい」と語った。

 村によると、15日午後4時までに重篤な副反応などはなかった。同日は3人がキャンセルしたため、高齢者用に準備していたワクチンを転用し、接種に関わる村職員に接種した。

 64歳以下の3回目接種は2月中旬から始め、3月上旬に完了する予定という。