県と青森市などは13日、県が同日公表した2件の新規クラスター(感染者集団)の発生場所が、青森市の県立高校運動部と、弘前保健所管内の理美容業であることを明らかにした。運動部クラスターでは部員10人と関連2人を加えた計12人の感染が判明、理美容業はクラスター本体で計5人が感染した。

 青森市と県教育委員会によると、クラスターが発生した運動部は1月3日から7日にかけて関東方面に遠征。8日夜に部員1人に発熱があり、翌日にPCR検査を受けて陽性が判明。12日に他の部員9人の陽性が分かった。

 遠征に参加したのは部員19人と教職員1人。遠征先では4日に抗原検査キットで検査を受けて陰性を確認。不織布マスクの二重着用や手指消毒などの感染防止対策を行っていた。練習中や試合中のマスク着用はなかった。

 10日から活動しておらず、学校内で部活動以外での接触者がいないことから、学校への休業措置は行わない。

 同クラスターの感染者を居住地別に見ると、関連を含め、青森市と五所川原保健所管内が各4人、弘前保健所管内3人、上十三保健所管内1人。オミクロン株が関係しているかどうかは分かっていない。

 青森市でのクラスター発生は昨年9月25日以来。会見した小野寺晃彦市長は「東京での置き換わりの状況などから、オミクロン株だという前提でクラスター対応をしていく」と述べた。

 県によると、理美容業では、11日に感染が公表された20代男性2人に加え、13日には20~30代の男女3人の感染が新たに分かった。5人は理美容業の従業員または利用者で、全員が弘前保健所管内居住。