青森県は9日、県内で新たに10~60代の男女計17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち感染経路不明は8人。県内の新規感染発表が2桁になるのは2日連続。居住地別の内訳は弘前保健所管内6人、三戸地方保健所管内4人、五所川原保健所と上十三保健所管内が各2人、青森市と八戸市、むつ保健所管内が各1人。県内の感染確認累計は5957人。人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報試算で4.36人と、前日から1.29ポイント上昇した。

 県によると、新規感染が判明した三戸管内の4人のうち20~30代の女性3人は、7日に陽性が公表された同管内の20代女性と同じ職場だという。7日公表の女性は、デルタ株のウイルス変異検査で陰性を確認、オミクロン株感染の疑いがあるとして全ゲノム解析を行っている。

 このほか、青森市の50代女性1人は感染経路不明だが、市によると、12月下旬から1月上旬にかけて近畿地方への移動歴がある。県は、この女性も全ゲノム解析に回っていることを明らかにした。

 むつ市によると、むつ保健所管内で感染が確認された30代女性は同市在住で、市立図書館勤務。8日に感染が確認された40代男性の同居家族で、男性は全ゲノム解析を行っていることから、女性もオミクロン株の疑いがあるとみなして入院しているという。

 弘前管内の6人のうち、2人は県外、1人は県内の陽性者との接触が確認されている。他の3人の感染経路は分かっていない。五所川原管内の2人、八戸市と三戸管内の性別非公表の10代各1人も感染経路不明。

 県全体の入院者数は前日から10人増えて36人となった。県が確保した病床数414床に対する使用率は8.7%。