弘大病院と北里大動物病院との間で行われた遠隔手術。弘大の医師が、北里大にある豚の臓器の縫合を行った=2021年10月(弘大提供)

 弘前大学医学部付属病院とむつ総合病院などを高速通信回線で結び、遠隔ロボット手術を行う実証実験は本年度、予定通りに進み、機械動作の正確性や安全性を示す結果が得られた。豚の臓器を使って、弘大病院と北里大(青森県十和田市)の間で行った遠隔手術も成功した。日本外科学会は近く、実用化に向けたガイドライン(指針)を作成する。弘大病院の袴田健一教授(消化器外科)は「遠くない時期、人に対する国内第1例手術が行われる可能性がある」と語る。地方の医師不足解消と医療水準向上につながると期待されている。

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