三戸町の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザは、国の解析で今季国内外で確認されているウイルスと同じ「H5N1亜型」と判明し、世界的な流行が青森県にも及んだとみられる。鳥インフルを研究する京都産業大学感染症分子研究センターの高桑弘樹教授(獣医微生物学)は取材に対し、積雪がまだ少ない県内にウイルスの“運び屋”となる渡り鳥が長く居座っている可能性を指摘。「感染源はまだ近くにいる可能性が高い」とし、関係者へ注意を呼び掛けている。
2021年12月16日
三戸・鳥インフル、識者「感染源まだ近くに」
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