3回目のファイザー製ワクチン接種を受ける看護師(左)=1日午前、むつ総合病院
3回目のワクチン接種を受ける村上新町病院のスタッフ=1日、青森市

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が国内各地で始まった1日、県内でも青森市やむつ市で医療従事者を対象とした接種がスタートした。

 青森市の医療法人三良会村上新町病院では、接種対象の職員約260人のうち、2回目接種から8カ月が経過した42人が接種を受けた。村上秀一理事長は「3回目も痛みなどは特になかった」と話す。

 むつ市のむつ総合病院でも医師と看護師が3回目のワクチンを接種した。葛西雅治副院長は自身の抗体検査で2回目接種の6カ月後に有効数値を下回ったことを確認していたといい「3回目を打ち、しばらくは安心できる」と話した。

 日本でも新変異株「オミクロン株」が確認されたことについて、葛西副院長は「政府は今までにないスピードで水際対策を強化している。日本でいきなり全てがオミクロン株に移行するわけではない。市民は今できる基本的な感染予防対策を確実に行ってほしい」と呼び掛けた。

 また、三良会の村上理事長は「今打っているワクチンももちろん(オミクロン株に)効くだろうが、状況によって対抗策を変えていく必要があるのか、われわれ医療の側が考えていかないといけない」と述べた。

 国は、3回目接種のタイミングについて、2回目接種の終了からおおむね8カ月以上を基本としている。青森市、むつ市とも今後順次対象を広げ3回目接種を進める。東奥日報がこれまでに県内10市に接種スケジュールなどを取材したところ、つがる市を除く9市が今月中に接種開始を予定していると回答。同市は来年1月に開始を予定している。