東北の活性化について考えたパネルディスカッション=東京都港区

 東奥日報社などで組織する東北七新聞社協議会主催の「とうほく未来Genki(げんき)プロジェクト」の総括フォーラムが28日、「つながる 東北」をテーマに東京都内で開かれた。講演やパネルディスカッションを通じ、東北を活性化して明るい未来につなげるための方策を探った。

 同協議会は設立以来27年にわたり、県境を越えた連携、人材育成を促し、東北を活性化しようと活動。フォーラムはオンライン配信した。

 講演した滝沢正宏NTT東日本執行役員宮城事業部長は「東北はデジタル化によるビジネス拡大、活性化に向け能力は高い。デジタルトランスフォーメーション(DX)進展は好機で前向きに挑戦してほしい」と述べた。パネル討論では、全国農業協同組合連合会の山田浩幹常務理事は「スマート農業推進や労働力支援、人材育成によって新規就農者と東北ファンを増やし、元気な東北を目指す」と強調した。

 7社の社長はビデオ参加した。本年度協議会長を務める寒河江浩二山形新聞社長は、釆田正之東奥日報社社長ら7社の社長を代表し「活力をもたらすのは東北に根を張り生きる人々の力。地域力を高めるため、引き続き東北の人々の潜在力を引き出す」と共同宣言を読み上げた。

 同プロジェクトはイオン東北、NTT東日本、クボタ、全農東北プロジェクト、日本政策金融公庫、明治安田生命保険などが協賛、東北各県が後援している。