新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、東奥日報が青森県内10市に接種スケジュールなどを取材したところ、つがる市を除く9市が12月中に接種開始を予定していることが分かった。各市とも医療従事者から始める。厚生労働省は、3回目接種の期間を2022年9月30日までと定める一方、6市はそれよりも早い22年7月までに接種が完了すると見込んでいる。

 27日までに、10市のワクチン接種担当者から回答を得た。

 国が設けた接種開始日の12月1日と回答したのは、青森、むつ、平川の3市。弘前市は1日以降と答えた。五所川原市は、接種開始日は予約状況にもよるが、1日からスタートできるように準備している-とした。

 具体的な接種開始日は示していないものの、八戸、黒石、十和田、三沢の4市も12月中に始める予定。つがる市は10市の中で唯一、開始予定を来年1月と回答した。

 各市とも医療従事者から接種を始め、その後高齢者施設の入所者や職員、一般高齢者などと、2回目の接種を終え8カ月以上経過した人から順番に、接種を進める計画を立てている。

 接種完了時期は、むつ市が最も早い22年5月末を見込む。市が21年9月末まで実施した大規模接種事業で2回接種を受けた市民が、8カ月経過後に3回目接種を終える時点を「完了」時期と見なす方針。

 黒石、五所川原、十和田、三沢、つがるの5市は22年7月に完了見込み。青森市と八戸市は22年9月の接種完了を想定している。平川市は国が通知した接種期間に準じ、完了見込みを22年9月30日と答えた。

 弘前市も、国が定める22年9月30日を完了見込み時期と回答した一方、この期間は1~2回目の接種も並行してできることから「接種可能期間である限り、3回目接種は(厳密には)完了とならない」との考えを示した。