第56回東奥日報社旗争奪県アイスホッケー大会(青森県アイスホッケー連盟主催、東奥日報社共催)が25日、八戸市のテクノルアイスパーク八戸で開幕する。昨年、優勝争いを演じた高校選抜が不参加となった一方、新型コロナウイルスの影響で出場を見合わせていた八戸ブルースターズ(BS)が復帰。3連覇が懸かる吉田産業をはじめ青い森信金、八戸クラブ、八戸工業大、八戸学院大の計6チームがグループごとのリーグ戦と順位決定戦で火花を散らす。各チームの戦力を展望する。

 【吉田産業】

 氷上練習を例年より2カ月早め、連係面で磨きをかけた。沢崎、亀本、高見ら強力FWによる得点力は参加6チーム中、随一。3年連続となる全勝優勝を果たせるか。元東北フリーブレイズ選手で、今季から就任が決まった原新監督の手腕が問われる。

 【八戸BS】

 主将のFW坂本を中心にベテラン勢が多くを占める。経験に裏打ちされた判断力や個々の能力の高さが強みの一方、スタミナ面での不安も。序盤から畳み掛け、点差を広げて逃げ切りを図りたい。シュート力が売りの若いFW松田のプレーも鍵を握る。

 【八戸工業大】

 パワープレー(数的有利)での得点力強化に取り組んできた。スピード感あふれる多彩な攻めで好機を生かしたい。他のチームに比べてそれぞれの技術は劣るが、市実業団リーグでは八戸クラブからチームワークで白星をもぎ取った。まず1勝して勢いに乗りたい。

 【八戸クラブ】

 16歳から45歳まで幅広い年齢層の選手が在籍。若い世代の豊富な運動量と勢いを生かした攻撃力に自信がある。新加入の選手が多く、組織的な守備連係などに課題が。DFの要である坂下を中心にいかに失点を防ぐかが勝負の分かれ目になりそうだ。

 【青い森信金】

 FW陣は大卒ルーキーの武田、木村が新加入。平均年齢26歳と若返り、スピードとスタミナが一段と増した。持ち味の堅守は今季も健在。守備でリズムをつくり、カウンターでゴールを確実に狙う。昨年3位の悔しさをバネに5年ぶりの王座奪還を目指す。

 【八戸学院大】

 メンバーは今大会最少の10人。突破力のあるFW本多や海外で腕を磨いたDF田中、抜群の反応速度を誇るGK佐賀ら能力の高い選手がそろう。陸上トレーニングで鍛えた体力を生かし、好機をものにしたい。22歳と若い武田新監督の采配にも注目が集まる。