調査で撮影された雄のクマゲラ。白神山地での撮影記録はこれが最終。個体そのものが確認されたのは2014年が最後となった=09年5月、奥赤石川流域(本州産クマゲラ研究会提供)

 世界自然遺産の「象徴」はどこへ-。白神山地に生息するクマゲラが2014年を最後に確認されていない。同じく本州の代表的な生息地である秋田県・森吉山でも今年の確認はゼロ。白神山地周辺が世界遺産として注目を集め、入山者が増えたことで、警戒心が強いクマゲラの生息環境を奪った可能性も否定できず、観察を続けているNPO法人は「このままでは本州から絶滅する」と危機感を募らせる。

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