青森県は31日、新たに弘前保健所管内に居住する60代女性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染経路は分かっていない。県内の新規感染者発表は4日ぶり。10月の県内の新規感染者数は東奥日報まとめで201人(発表ベース)となり、過去最多だった8月の1657人、過去2番目だった9月の1337人を大幅に下回った。

 10月の県内の状況をみると、弘前保健所管内の保育施設でこれまで関連を含めて計117人が感染する大規模クラスター(感染者集団)が発生した一方、新規感染ゼロの日も6日あった。

 県健康福祉部の永田翔次長は減少の要因について、「感染経路不明の人が多いと今後の感染爆発の足場になる可能性があるが、今月は比較的そういう傾向ではなかった。経路を追える状況で経過したと思う」と説明。その上で「感染者がぐぐっと下がっている感触はあるが、ずっとゼロが続く状況にはなっていない。引き続き状況を注視していきたい」と述べた。

 人口10万人当たりの1週間の新規感染者数は東奥日報試算で0.48人。前日から0.08ポイント改善した。