東京・上野の東京国立博物館で9月2日まで開催中の特別展「縄文-1万年の美の鼓動」。同館考古室長の品川欣也(よしや)さん(42)=田舎館村出身、都内在住=は「『美』を切り口にしているので間口が広いせいか、若い親子連れなど、普段はあまり見ない客層が多いのはうれしいこと。展示品の形や色、大きさなどを単純に楽しみながら興味を深めてもらえたら」と話す。

 自身も子どものころ、垂柳遺跡を間近に親しんで、歴史の面白さに目覚めた。今回は全国29都道府県の土器・土偶を展示しているが「地域の宝である故郷の出土品と改めて出合い、価値を見直す。そんな機会にもしてほしいですね」。