新型コロナのクラスターが発生した病院に母親が勤めていることを理由に、子どもの診察を拒否したのは不当として、父親が旭川医科大病院(北海道旭川市)に30万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、旭川地裁は15日、「緊急性が高かったとは言えない」として請求を棄却した。

 剣持亮裁判長は判決理由で、先天性の病気の手術に備えた診察が「予定通りに行わなければ生命に悪影響を与えるものだったとは認められない」と指摘した。

 さらに母親が診察の延期に応じた上、当時旭川市内で新型コロナのクラスターが発生し、医療体制が逼迫する可能性もあったことから「延期は相応の理由がある」と述べた。

(共同通信社)
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