青森県が14日に公表した、県内6保健医療圏域の病床使用率(12日現在)によると、最も高かったのは八戸圏域(八戸市、三戸地方保健所管内)の42.1%で、6圏域で唯一、感染状況を示す国の指標でステージ3(感染急増、20%以上)相当となった。前週に続き、八戸市内の医療機関で発生したクラスター(感染者集団、9月18日公表)の影響が数値に反映された。県全体では16.3%となり、前週のステージ3相当から脱した。

 ただ、新型コロナウイルス患者を受け入れる確保病床以外で入院療養中の患者も多数含んでいることから、実質的な使用率は八戸圏域が5.8%、県全体では4.7%だった。

 大規模な保育施設クラスターが発生した津軽圏域(弘前保健所管内)は4.5%で前週から9.1ポイント改善した。同クラスターでは、10歳未満の感染者が多く、入院ではなく自宅や宿泊施設などで療養するケースも多いことが背景にあるとみられる。