青森県は13日、県内で新たに34人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち31人が弘前保健所管内の保育施設で発生したクラスター(感染者集団)=9日公表=本体と、関連する感染者だった。13日発表分で、新規感染者34人は東北で最多、全国で8番目に多い。東奥日報の調べによると、人口10万人当たりの1日の感染者数は2.73人と全国ワースト1位だった。

 2位は沖縄県の2.20人、3位は大阪府の1.42人。31人の感染が判明した12日発表分も青森県は同様に2.49人で全国ワースト1位を記録していた。

 弘前管内の保育施設クラスターの累計感染者数は関連を含めて87人に拡大した。新規感染者31人には五所川原保健所管内の3人も含む。内訳は施設利用者または従業員が15人、感染者の同居人が16人。これまで約220人の検査が終了しており、今後は約70人の検査を予定している。

 県の泉谷和彦新型コロナウイルス感染症対策監は、クラスター拡大の要因は調査中とした上で「これまでの陽性者は、積極的疫学調査で濃厚接触者などを追えている」と説明し、現時点で市中感染の恐れのある状況ではない-とした。

 感染経路不明者は弘前管内の1人と八戸市保健所管内2人の2系統3人。八戸市の2人は同じ職場だった。

 人口10万人当たりの1週間新規感染者数は東奥日報の試算で7.78人で、前日から1.44ポイント上昇した。県内の入院者数は前日比10人減の45人。確保病床数337床に対する使用率は13.4%で、感染状況を示す国の指標ではステージ2(20%未満、感染漸増)以下のままだった。