青森県は6日、県内で新たに16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち感染経路不明は7人。新たなクラスター(感染者集団)の発生はなかった。また、公表済みの感染者のうち、医療機関で療養していた八戸市居住の2人が死亡。県内感染者の死亡は計38人となった。

 八戸市によると、死亡したのは80代以上1人と70代1人で、いずれも9月18日公表の市内の医療機関クラスター本体の感染者。2人とも遺族の意向により性別、死因などは非公表としている。2人ともワクチンを2回接種済み。感染判明後も重症ではなく、転院せずに同じ医療機関で療養していたが、その後、容体が急変したとみられる。80代以上の感染者は1日、70代の感染者は2日に死亡した。

 また、同クラスターでは関連を含む2人の陽性が新たに判明。このうち70代男性1人の陽性判明は9月28日だった。2人の死亡を含めて5日に医療機関側から市に報告があったという。市の担当者は「医療機関の現場が混乱していることに加え、事務作業が不慣れであるため報告が遅れたようだ」と説明した。同クラスターの感染者は関連を含め計104人となった。

 県内の人口10万人当たり1週間新規感染者数は、東奥日報試算で5.86人。前日から0.56ポイント下がった。入院者数69人、県公表の確保病床数337床に対する使用率20.5%のいずれも、前日と同数だった。

 また、既に公表した感染者のうち新たに2人(8月判明1人、9月判明1人)から、感染力が強いデルタ株とみられるL452R変異株が検出された。