地震の影響で一時は通行止めとなった三陸自動車道。種差海岸階上岳ICの入り口では遮断機が下りていた=6日午前5時52分
災害等連絡調整会議を開き、被害の状況等を共有する三沢市職員=6日午前4時3分
午前4時半時点で、地震による大きな被害がないことが報告された階上町の災害警戒本部会議=6日午前、同町役場

 6日午前2時46分ごろ、青森県階上町で最大震度5強を観測する地震があった。東北電力によると、東通原発に異常は確認されていない。日本原燃によると、同県六ケ所村の核燃料サイクル施設も異常は確認されていない。

 八戸消防本部によると、八戸市内の60代女性が家具を押さえようとして肩をひねり、救急搬送された。

 市内ホテルの男性従業員(52)は「20秒くらい横揺れが続いたのかな。東日本大震災が少し頭をよぎった。館内を確認したが大きな被害はなく、お客さまにも混乱がなかったのでホッとしている」と話した。

 震度5強を観測した階上町では、役場に災害警戒本部を設置し職員らが被害情報の収集に当たった。午前4時半時点で、地震による大きな被害は確認されていない。

 階上町内のコンビニの男性店員は「陳列棚が横に大きく揺れ、30秒ほどで収まった。食器用洗剤が1本棚から落ちたが、瓶が落ちて割れるなどの大きな被害はなかった」と語った。別のコンビニの男性店員は「一瞬、突き上げるような衝撃を感じて怖かった。深夜で客もおらず、被害がなくてよかった」とほっとした様子だった。

 浜谷豊美町長は「大きな被害の報告がなく一安心している。引き続き町内を巡回するなどして情報収集に努める」と話した。

 三沢市役所では地震発生を受け、災害対策要員の職員が出勤、施設などの状況確認を進めた。6日午前4時に開いた連絡調整会議では被害が確認されていないことが報告され、引き続き情報収集を進めることを確認した。